さて、自分がコーポラが良いと思う理由
本を纏めるのに時間がかかってしまった。下記は現状の自分自身の考えのまとめ。
1.住まいに求める現時点の一番の条件
①奥さんが子育てしながら会社に通うには、アクセス重視。都心に近いこと。
②広さは80㎡以上欲しい。
③子育て環境が良いこと。
2.課題
高い。
3.解決策(現状の案)
①ディベロッパーのコスト・利益が省け、相場の80%程度で買える可能性があるコーポラティブが良いのではないか。
②コーディネーター主導型でもコストがかかる(10%程度?)。これも可能ならカットできないかトライしてみて、最大限のコストカットを実現したい。
③デザイナーズマンションのように凝った作りである必要はない。質実剛健。合格点と思われる基本性能が確保されれば良い。
4.リスク・課題
①手間はかかる。当然である。20%のコストカット、1000万円程度を稼ぐには労力が必要。
②土地探しをどう効率的に行うか。この辺は素人の弱いところ。
③構造や材料、住宅の基本性能に関わる部分をどう考えるか。RC造か。ハウスメーカーのALC構造やPCコンクリ造でも良いのか。
④設計士をどう選定するか。素人の弱点。
⑤建設組合のリスクがある。時間をかけたにも関わらず、誰かがローン不適格だと頓挫しかねない(労力が無題に)。或いは、不測のコストが発生する(メリットが打ち消される)。やはりこのリスクを最小化するには、友人など既に知っている仲間内でやるしかない。
⑥何人でやるのか。住民主導型の場合、あまり人数が多くなってもコーディネーターなしで纏めきれると思えない。また、複雑な配分にすると、負担割合をどうやって決めればよいのか難しい。シンプルにするには、4人とかで、4階建てのマンションを建設し、同じ㎡数(各階ごと)を分け合う方が良いのではないか。
⑦上記の場合、4階と1階で同じ価格でいいのか。この解決としては、全員で幾らが適切な価格と思うか入札を行い、一番高かった価格を先ず各階の価格(負担割合)として決定し、その上で再度抽選を行う方法であればフェアではないか。
⑧引渡後、メンテナンスをどうすればいいのか。揉めないか。
ここは現状、どうやって解決したらいいのか良く分からない。例えば10戸以上あれば、多数決で良いだろう。数の論理に従わざるを得ないと納得しやすい。ただ、友達4人で4階建てマンションを共有する場合、4人の多数決は微妙だ。ある家族が「外壁が汚れたから清掃しよう」と言い出したとして、他の家族は金銭的に厳しく余計な出費は避けたいと思う化も知れない。事前に修繕計画を作り、その通りにやっていけばいいのだろうが、修繕計画通りに行くのだろうか。不測の修繕が必要となったとき(誰かが修繕すべきだ、修繕したいと言い出したとき)、4人での多数決だと納得感が得られるか良く分からない。
また、30年・50年と経った後、いつ建て壊して処分するのか、どうやって決めればよいのか。これも4人で決めるとなると、多数決だから自分の意見が通らなくても仕方がないという割り切りができるか。
⑨入居後、誰かメンバーが抜ける(売却する)場合のリスク。転勤や地元に帰る、離婚等々の事情で、メンバーがマンションを売却して去ることも当然ありえる。この場合、新たな入居者が入ってくる。4人で始めて、1人が抜ける程度であれば良いが、最悪3人抜けた場合、残った1人は全く知らない3人と運命共同体を維持していかなければならない。設立メンバーの4人であれば、上記⑧の課題も解決していけそうだが、3人抜けたとしたら⑧の課題は深刻化する。ここの解決方法も良く分からない。
この辺が、今のところの考えです。
友人の一級建築士(沼ちゃん)にも相談してみたので、その相談結果を別途纏めます。


おー、ついに本論に入ってきましたね。
ここは、1つ1つについて私としては、あふれるような意見・アドバイスがあるところですよ〜(笑)。
ただ、
>友人の一級建築士(沼ちゃん)にも相談してみたので、その相談結果を別途纏めます。
と続きがあるようなので、そちらを楽しみに
待ちます。
投稿: むらしま | 2009年1月15日 (木) 06時08分
⑧は簡単!
国交省が示しているマンション標準管理規約(単棟型)をひな形にすれば、将来のこと不確定要素を含めて問題ありません。それぞれのマンション(コーポラ)で、それに合ったかたちに微修正して、3/4以上の賛成で議決できます(将来の改変も同じ条件でOK)。
2戸のマンションだろうが、500戸のマンションだろうが同じ規約です。
⑨も、心配ありません。住み始めたらふつうのマンションと考えて下さい。管理・修繕は、前項の管理規約という「憲法」に委ねればよいのです。むしろ、建設した後は社会財と考えるとよいでしょう。自分は一時的に住んでいるに過ぎない…と。
投稿: むらしま | 2009年1月15日 (木) 12時11分
なるほど。過剰な心配だったようですね。アドバイスありがとうございます!
更新は今しばらくおまちください(笑)
投稿: しすまり | 2009年1月16日 (金) 07時11分
>4人とかで、4階建てのマンションを建設し、
>同じ㎡数(各階ごと)を分け合う方が良いのではないか。
その考え方で作られたコーポラの事例があります。
千駄ヶ谷コーポラティブハウス(1968年)、設計:山下和正。
植田実さんが「東京人」に歴史的な集合住宅について連載を持たれていました。その中で千駄ヶ谷コープについても記事がありました。この連載は「集合住宅物語」みすず書房にまとめてあります。
投稿: むらしま | 2009年1月19日 (月) 12時29分
村島さん、大変貴重な情報ありがとうございます。ご紹介いただいた本もチェックしてみたいと思います。
投稿: しすまり | 2009年1月21日 (水) 00時55分
本文にあるとおりコーポラのリスクはやっぱり竣工後にありますよね~。日常的な共同生活の問題(ピアノなど楽器の音、料理の臭いや煙…)から区分所有だの維持管理だのの問題に相続や遺産の話が絡んでくると、かなりの処理能力が要求されそうですよね~。でもコーポラはコスト面で魅力があるのも確か。それでちっと思ったのですが、『4件のコーポラの住人のひとり』ではなくて『4件の集合住宅の大家さん』というのは選択肢としてありえるものなんですかね~?他人と共同出資ではなく、独りで建てちゃうわけです。で、3件分の家賃収入を得て初期投資を回収して行く。初期投資額は大きくなりますが、単価のメリットは維持できるでしょう。自分ひとりの所有なので、維持管理問題や資産問題を他の住人と共有するうっとうしさがなくなるかなーなんて。まあ事業者としてのリスクを背負うわけですが。。。
投稿: キオイ#2 | 2009年1月28日 (水) 16時47分